百井P759~P822~六地谷(山行)20240420

百井集落からヒノコ小屋に向かう途中、滝谷山の東に広がる念願の山域に足を踏み入れる。

カマス橋~P759~P822~六地谷(陸地谷)~カマス橋【地図読み5時間】

カマス橋を越えた所からP759の東尾根に取付く。

基本、動物の踏み跡しか無いが、所々ハッキリとした道となっている。

P759、ピークには標を付けたくなるけれど、無いのがまたいい。

芽吹きを待つ木々、遥か北へとつづく京都北山

P822から六地谷へと南に向かう谷の源頭部、とても穏やかな場所

標なきP822、ケルンだけがひっそりと佇む。その先に滝谷山の頂がそびえる。名も無きピークにある北山らしい風景に心やすらぐ。

源頭部に戻りランチタイム、コンロに火を入れる。

P822の東寄りから南尾根の東にあるやせ尾根を南へ下りる。しばらくして歩きにくくなると、南尾根との間の谷(源頭部でランチした谷)を下りる。

想像と異なり歩き好い美しい谷だった。

六地谷に出合い、六地谷上流を眺める。ここから東を向いて下流へと進む。この出合から水量が更に豊かになる。

六地谷は倒木はあるものの想像に反してトラバースも無く、歩き好い谷を下った。しかしこの上流部や大雨の後などは状況が一変するかも知れない。

この山域で動物以外に出会うことを期待していなかったが、六地谷で中高生10名余りを引き連れた青年リーダー風の男女が遡ってきた。中高生たちは徒渉の際、危うい足取りで顔を引き吊らせつつもキャッキャと騒いでいる。北山のコアな場所で楽しむ若い人たち、じんわりとした喜びに包まれ、久しぶりの山行を終えた。