瓢箪崩山~寒谷峠~坂原峠~箕ノ裏ケ岳(山行)20240428

左京区岩倉の北域を取り囲む山々を歩いた。瓢箪崩山は十数年振り、箕ノ裏ケ岳は初めてなので、地図読みを楽しみに山に入った。

岩倉花園町~トトギ池~瓢箪崩山(532m)~寒谷峠~坂原峠~箕ノ裏ケ岳(432m)~権土池~岩倉実相院

【地図読み6時間半】

岩倉長谷町から箕ノ裏ケ岳の眺め

長谷八幡宮で山行の安全を祈念

岩倉花園町から山道に入り、トトギ池でスイッチバックし登り始める。

小鳥がさえずる中、朝の木洩れ日を浴びて心地好い道を歩む。

木々の間から横高山、水井山が顔をのぞかせる。

瓢箪崩山の静かで美しい山頂、途中、出会ったのは地元の男性一人。

飛騨池がある岩倉長谷町への道に少し下りて寒谷峠を振り返る。もっとも峠らしい趣きが残る。

さて、いよいよ此処から地図読みの醍醐味と思いきや、岩倉北消防分団の活躍がめざましい。箕ノ裏ケ岳まで細やかな標識(看板)がずっと続く。

遠くに花折峠からナッチョを繋ぐ稜線が美しく連なる。

幾つかの登り下りを経て、ようやく箕ノ裏ケ岳が晴れやかに姿を見せる。

坂原峠でランチをと考えていたが、ここは静原共同墓地の入口であった。先へと斜面を登る。

箕ノ裏ケ岳が目前の小ピークでコンロに火を入れる。山でポツンと腰を下ろして過ごす。小鳥の鳴き声と風にさらさら揺れる葉音に包まれたこのひと時がいい。

明るく広い箕ノ裏ケ岳の山頂

山頂から美しい木々のトンネルを抜けて街へと下りていく。

岩倉を一望できるこの山のシンボル的な大きい岩

岩の上より

歩いた瓢箪崩山の山並みを振り返る。よく歩いたなといつも思う。

そして繁見坂につづく林道に出会う。ここが箕ノ裏ケ岳の取付き。

岩倉北域の山行を終えた。道も標識も整備され歩きやすかった。大木には出会えなかったが、繁見坂でリスとイソヒヨドリを観察できた。今日もまた、生活のために切り開かれた山道の跡を歩かせてもらった。